エルムS(G3)に出走するワールドタキオン陣営の鼻息が荒い。 中央⇒地方⇒3走前から中央に再転入した珍しい馬だが、再転入するだけあって園田時代から合わせて4連勝中だ。
中央に戻ってからは1勝クラス⇒2勝クラス⇒3勝クラスと条件戦をノンストップで駆け上がり、着差も0.7秒差⇒0.9秒差⇒0.3秒差と完勝続き。
「変わりなくいい状態をキープできている。具合自体はすごくいいと思う」 この勢いは軽視できない。注目だ。
エルムS(G3)に出走するワールドタキオンが面白い。 最終追い切り自体は動き、時計ともに平凡で特筆するものはない。しかし予定通りなので問題ない。
「長く在厩で調整しているので、時計が平凡でも予定通り。高いレベルで状態は安定している」
再転入後に条件戦を3連勝して今回の重賞挑戦だが、陣営の見立ては良好だ。「相手が強くなるので目標とする馬ができて、競馬はしやすくなるはず。操縦性も高い馬だし、札幌競馬場も悪いイメージがない。楽しみ」
展開が嵌れば重賞初挑戦でも侮れない。