中京記念(G3)に出走するメイショウシンタケが笑ってしまうくらい不気味だ。この馬。とにかく読めないしムラ駆けするタイプ。特に人気薄の時には注意したい。
前走の米子Sでも13頭立ての10番人気で快勝した。 調教師でさえいつ走るか分からない超クセ馬だ。
「今回走りそうと断言できない」
「パドックもまともに回れない」
「おそらく競馬が嫌い」
「ゲートも出ない」
「走った時もなぜ走ったか原因が分からない」
「最近は牝馬に対してブヒブヒ言うようになってきた。
普通は若い時に興味を示すのに今頃…」
今回好走するかどうかは分からないが、調子は良いらしい。人気薄なのも間違いないので応援馬券的に楽しんではどうだろう。
中京記念(G3)に出走するメイショウシンタケの勢いは無視できない。前走の米子Sを勝ってから陣営の鼻息が荒い。
「前走後は短期放牧に出して、いい状態で帰ってきて順調だよ」 米子Sは10番人気の低評価ながら後方から鋭い末脚で差し切り勝ち。しかも時計は今年の阪神芝1600mの最速1分31秒7だ。
近4走は4戦2勝で11着、1着、9着、1着とムラ駆けタイプだが、ハマれば強烈な末脚で勝ちきる力がある。
「前走あたりから、馬が自分で体を作るようになった。ドッシリしてきたね。中京は実績がないけど、当時は距離も長いところを使っていたから参考外。末脚が持ち味だから、直線が長い中京コースはいい。デビュー前から走る馬だと思っていたけど、やっとここまできたね。楽しみ」
勢いに乗って重賞初制覇なるか。