中京記念(G3)に出走するダノンスコーピオンが、久しぶりのG3出走で復活するか注目だ。 出走メンバー唯一のG1馬で中京のマイル戦は好相性。調教も順調で好感触だ。
「追い切りは前走より状態が良くなっている。緩さが解消しているから競馬に繋がればいいね。前走の安田記念は体と気持ちのバランスが取れず15着。レース後すぐに息も入っていたから全力で走れていなかった」
「今回はハンデが59キロ。前残りの展開になると厳しいけど、左回りは得意だからね」
近走は凡走続き。ここで復活しなければ今後の見通しが立たないだけに重要な一戦だ。
中京記念(G3)に出走するダノンスコーピオンは、今後を占う重要な一戦になりそうだ。 昨年のNHKマイルC(G1)を勝ったが、以降の4走は11着、6着、11着、13着と凡走続き。
「前走時よりも状態はいいし、しっかりとしてきた。気性的に難しいので、好走するにはかみ合わせが難しい。性格を考えると、外を回る競馬が良さそうだね。相手云々ではなく自分自身との闘いになる」
調教自体は順調。今回のメンバーなら地力上位は明らかだけに、逆を言えば今回好走しないようだと今後が厳しくなる。走りに注目だ。